本日は、5年前にも張り替えをご依頼いただいた茶室の待合の腰張りを再び施工させていただきました。
紫外線や雨風が直接当たる場所のため、色褪せや一部剥がれが見られました。


「港紙」という腰張り用の厚めの和紙を使い、下座から上座の順番で「石垣張」という張り方で丁寧に張り上げました。言葉通りお城の和紙の繋ぎ目がお城の石垣のようになっています。

石垣張は和紙と和紙の重なり幅や高さを一定に保つ必要があり、非常に神経を使う作業です。
さらに今回は、外での糊付けや裁断作業など、普段とは異なる環境での仕事でもあり、より集中力が求められました。
最近は気温がぐっと下がってきましたが、今日は天候に恵まれ、美しい紅葉を眺めながら気持ちよく施工することができました。
このような環境で仕事をさせていただけることに感謝しつつ、空間に新たな表情を取り戻すお手伝いができて嬉しく思います。

紅葉が本当に美しかった。